ロータリーカッターで本の裁断

自炊するにあたっての本の裁断の過程を書きたいと思います。
グーグル先生に質問すると本の裁断方法はいろいろ載っています。それらは主に裁断機を使って本を裁断している内容です。確かに裁断機があると楽ですが、いかんせん裁断機は高いですし、場所を取ります。
そこで自分がオススメするのはロータリーカッターです。今回使っているのがOLFAのロータリーカッターLL型という物でamazonで1300円ほどで売られています。(amazon)
他にも一回り小さくて値段も安いロータリーカッターがありますが、自分はLL型をオススメします。

さて、早速裁断手順を書いていきましょうか。
自分が裁断に使っている道具はこれです。

定規、ロータリーカッター、ホッチキス、カッターナイフ。ちなみにホッチキスは今回使いませんが、たまにノリ+ホッチキスで留めてある本があるのでそれを取り除くために使います。
今回裁断する本はこれです。
中学校でもらった短編の物語(?)が集まっている本です。
190ページ。
厚さはこれぐらい。通常の文庫本と同じぐらいですかね?本によって大きさが違うので何とも言えませんが・・・・
まず、最初に表紙、背表紙、裏表紙を取ります。
自分ははじめ背表紙を捨てていましたが、自炊するにあたって見ていたブログに背表紙も簡単に取れると書いてあり、それを見てから自分も背表紙を取るようにしています。(その方のブログのアドレス忘れてしましました。残念。)
取り方は、表紙と裏表紙を合わて持って本本体からぴっぺ剥がします。

youtubeに上手い剥がし方を載せている方がいたのでリンク貼っておきます。
http://www.youtube.com/watch?v=xHcF9yn6BPY
この時注意しないといけないのが
この様に表紙の裏に謎の空洞?がある本です。教科書などによく見られます。
そのまま引っ張ってもうまくいけば綺麗に剥がれますが、力の加減を誤ると悲惨なことになります。
画像の赤い線のところに軽く切れ込みを入れれば綺麗に剥がれます。
裏表紙も同じようにします。
剥がすとこんな感じになります。

ここはスキャンする方法によって変わりますが、自分は表紙、背表紙+裏表紙に分けます。
先に書いた表紙の裏の空洞?は剥がしておかないとスキャナーの重送検知に引っ掛かります。カッターでもいいですし、丁寧にやれば手で剥がれます。
では、次は本体の裁断に入ります。
本にもよりますが、短子本や雑誌は厚いのでロータリーカッターでは1発で裁断できません。
そこで本を2つに分割します。
カッターでさーっと。大体半分ぐらいのページを開いて切ります。
こんな感じです。
このサイズになったら赤い線の部分をロータリーカッターで切ります。
本にもよりますが、大体背中から7mmぐらいのところを裁断します。
ここで定規を当ててロータリーカッターで切りますが、この時使う定規がミソになります。
通常のプラスチック定規でもいいですが、不器用な人は必ずミスをしますので裏にゴムが付いている定規をおすすめします。
これなら定規が滑らないので安心してカッターを当てれます。

一回では切れませんので数回往復させます。
コツとしてはゴム付きの定規でも念のため定規をしっかり固定してください。
で、ロータリーカッターの方は動かすよりも下に力をかける感じです。
これで裁断終了です。
最初に書いたように裁断機は高いですし、場所も取りますのであまり本の数がない方はロータリーカッターもお勧めします。
あwけっしてカッター屋の回し者ではないですよw
どうでしょうか?まあちょっとは参考になればうれしいです。

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