Wordの改ページで空白文字が入る問題

ワード2013で改ページした時に空白文字が入ってしまう問題について。

あらまし

仕事上Officeをよく使うのですが、数値やデータをよく使うのであまりWordは使わないのですが、個人的にWordは印刷するとき楽ですし、見出しをしっかり設定すれば目次も楽に作れるので、手順書や説明書を作成するときはできるだけWordを使うようにしています。

今日も自分なりに納得の行く見出し設定をして改行の決まりを厳密?に設定したファイルで文書を作成していました。

改ページの挙動がおかしい

そこまで順調に作成していたのですが、ふと見ると
改行マークが変な位置にある事に気づきました。
しかもその変な位置にある改行は毎回改ページの前にあるのです。
しかもさらに謎なのは空白があるページとそうでないページが混在しているのです。
この空白消せないんです。
空白を消そうとすると改ページが解除されてしまいます。

原因

この改ページ前の空白の原因ですが、
Word2003互換形式と2013との仕様の違いが原因でした。
.doc形式で保存したWordファイルで改ページを入れると
この様にページいっぱいに改ページの線が渡っています。
.docx形式で保存したWordファイルで改ページを入れると
この様に短い改ページの線が入っており、その後ろに改行マークが入っています。
つまり改ページの挙動が2003と2013で異なる様です。

ちなみに、はじめ.doc形式で保存して改ページを入れ、途中で.docx形式で保存し直して
改ページを入れると両方の改ページの仕様が混在します。

解決策

この混在がどうしても許せなかったので最終的に自分は作っていたドキュメントを.docx形式で保存し、改ページをし直しました。
今時2003のOfficeを利用している人も少ないでしょうし、わざわざ互換方式で
レイアウトが崩れるリスクをとる必要もないと考えてからです。
ここは各々の環境や風習に寄るところだと思います。

まとめ

やはりWord2003と2013では仕様が異なり、
途中で形式を変更すると辻褄が合わなくなる事がある様です。
文章を作成している途中で保存形式を変更するのは控える事が賢明だと思います。

と、今回は仕事していたときの気づきを記してみました。

ではでは。



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