画面の小さい端末での自炊読書

iPhoneや携帯電話で読書。最近よく聞きますが、元から電子化されている本を読むならば文字がデーターに起こされていて拡大縮小を思うままにできると思います。
しかし、自炊した本はそうはいきません。多くの方はScanSnapなどのスキャナーで取り込んで、画像データーとして扱っていると思います。確かにiPhoneや携帯電話でも画像は表示できます。
ただiPhone4だと
こんな感じ。確かに読めますが、かなり文字が小さく揺られている電車や外では厳しい感じです。
iPhone3GSだと
文字がつぶれて読むのが難しいです。
それが
こうなるととても見やすい。

こんなことをしてくれる素晴らしいソフトがありました。
MeTilTranというソフトです。
自炊erからしてみれば当たりまえだという感じだと思いますが自炊始めたばっかりのぺーぺーの自分には革命的なソフトだったのでまだまだ使いこなせていないですが自分の使い方ものっけたいと思います。
機能が多く、いろいろ調整できる素晴らしいソフトですがここでは「めんどくさい設定はなしなし!読めりゃいいです!」と言う人向けにかなり端折って説明してきます。

MeTilTranのダウンロードは以下から
http://no722.cocolog-nifty.com/blog/metiltran/index.html
解凍したらすぐ使えます。
exeファイルを実行したら自炊ファイルがあるフォルダをドラックしてください。

自分はScanSnapで取り込んだファイルをpdf→jpegに出力して扱っています。
ドラックすると以下のようなダイアログが出てきます
基本的にデフォルトで問題ないですが、ノンブルの部分だけ本によって変更してください。
ノンブルとはページ数が書いてある数字の事です。この本の場合ノンブルは左右上にありますので左右上を選択。
すると解析が始まって以下のようなページ一覧が出てきます。
このままの状態で出力しても大丈夫なのですが、ライトノベルによくある最初の挿絵ページに文字が書いてある物は、そのページが挿絵ではなく文字ページとして認識されてしまうことが多いためそこは自分で直します。
赤丸の部分のチェックを変えてください。
そうするとページ全体が挿絵として認識されます。
ある程度挿絵をチェックしたら出力です。
まだまだいろいろ設定はありますが、他は自分で見てみてください。
画面左上の再配置ボタンで出力です。

クリックすると以下のような設定項目が出てきます
出力幅、出力高さは自分の端末の解像度に合わせてください。自分はiPhone4用なので960*640です。他に特に設定はいじる必要はないと思いますが、文字のサイズは好みに合わせて設定してください。
設定し終わったら変換ボタンクリックで暫く処理があり、画像の変換終了です。
デフォルトの設定だと最初にドラック下フォルダの中に変換データというフォルダが作成されており、その中に変換後データが入っています。それをzipやrarに圧縮して端末に取り込んで終わりです。
お疲れ様でした。

次の投稿はMeTilTranを使っていて困った事、それの対処法を書きたいと思います。

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