Sony Reader PRS-350レビュー2

さて、Sony Readerを暫く使ってみた後のレビューです。
率直に言うとこの機械はケース必須だと感じました。
確かに、薄くて裏もラバー加工されていて単体でもかなり完成された製品ですが本の様に扱うにはちょっと不安な感じです。
例えば読み終わった後に鞄に入れたり机の上にぽんっと置くのにもちょっと注意が必要です。
特に鞄の中は財布が入っており、キャッシュカード等の磁気を壊す恐れもあります。
と、言うことで次の日に買ってきました。
パッと見ブックカバーです。PRSA-SC35のブルーを選択しました。
さすが3000円以上する品でなかなかしっかりとした作りになっています。
ただ被せてあるだけでなく、ねじ止めの穴に固定することができます。
裏面にはSonyの刻印が。裏面は本体同様滑りにくいラバー加工になっています。
蓋の部分には金属が埋め込まれているらしく、本体の磁石とくっついてぴったり閉まる様になっています。
iPad2のそれと同じですね。
動画だとこんな感じ。

カバーの完成度は高く、Readerの魅力をUPさせる必需品だと思います。
というかこれは付属品にしてほしかった・・・
薄すぎる本体に対してカバーをつけるとホールド感も上がって安心度があります。

ちなみにカバーと一緒にエレコムの保護シートを買いました。
質感は良かったのですが、気泡が入りまくったりむちゃくちゃ貼りにくかったです。
グレアタイプとアンチグレアタイプがありましたが、自分はアンチグレアの方を選択しました。

さて、本体のレビューに移りたいと思います。
この機械で特筆すべきはやはり画面でしょう。
E Ink製の電子ペーパーを搭載しているこの機種は紙の如く太陽の下でもばっちり見えます。
これから夏がやってきますので燦々たる太陽の光を浴びながら読書することができます。
ただ、バックライトは搭載していないので真っ暗なところでは見えません。
まあ本当に紙ですね。
バックライトなどの光源が無いので長時間読んでいても疲れません。が、ページを切り替える毎に一瞬画面が暗転しますのでそれが気になる人はいるかもしれません。
むかし子供の頃に遊んでいたせんせいと同じ仕組みで表示したらいったんリセット掛けないといけないのでしょう。
ちなみに余談ですが、今せんせいってカラーとかあるんですねwすごいなぁ。
この仕組みのおかげか、ハードの処理が遅いかわかりませんが拡大縮小機能はちょっとあれです。
まあどうしても見難いところを時々拡大すると言う使い方なら問題ないと思いますが、常用するのは厳しい感じです。
画面はタッチパネルですが圧力感応式で細かい操作にはスタイラスが必要です。
ページ送り等は指で大丈夫ですが。
別にタッチパネルの精度が悪いというわけではありません。というかかなり良いと思います。ただ、ソフトが指で操作するように設計されていないようでボタンとかがやたら小さいです。

自炊ファイルですが、基本的にはChainLPで加工して場合によってはMeTilTranで再配置しています。ですが、文庫本ぐらいの大きさであれば、ChainLPで余白とノンブル削除で十分見えます。
老眼の方や歩きながら読む方は無理かもしれませんが・・・
出力形式ですが、初めはpdfで出力していましたが今はlrfで出力しています。
理由は簡単でSonyReaderはpdfの時強制的に左綴じ認識になってしまい、ページ送りのボタンが逆になります。
まあ逆なら逆で戻るボタンでページ送りすれば良いのですが、頭の弱い自分の場合結構誤爆が多くてイライラしたのでlrfで出力するようにしました。

最後に気になったことをちょろちょろと。
というか次期Readerに望む事。
ボタンを追加してほしいです。
両手で持つ人にとっては問題ないと思いますが、電車の中で片手で持つ自分としては本体のサイドにもボタンがほしいです。Kindleみたいに。
この赤色の部分にお願いします。
そういう点はKindleはうまいこと設計してあるなーと思います。
まあこのボタンの代わりのタッチパネルかもしれませんが・・・

あともう一つ。これはウォークマンの時にも思ったのですが、PCで充電中に全く使えなくなるのはやめてほしい。
確かにデータの転送とかでしょうがないかもしれませんが、iPhoneはPCで充電してる間も使えるのでちょっとやるせない気持ちになります。
というか転送したデータを確認するのにいちいちケーブルを抜くのがめんどくさい。
まあこんな感じでReaderのレビューとしたいと思います。
また何か気づいたこととかあったら書きたいと思います。

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